― 男性脳・女性脳の違いが分かると、人生ちょっと楽になる話
「冷蔵庫のアレ、取ってくれる?」
そう言われて、固まったことはありませんか?
アレって何? 何色? どの棚?
脳内に「???」が広がる中、こちらの沈黙に対して
「え、見たら分かるでしょ?」と、さらに追い打ち。
——なぜ女性は“アレ”で通じると思うのか。
——なぜ男性は“アレ”が分からないのか。
これ、実は**「脳の使い方の違い」**にヒントがあるんです。
■ 男性は“ゴール”重視、女性は“共感”重視
よく言われる話ですが、男性脳は「目的志向型」。
問題を解決する、指示に従って動く、全体像を捉えて判断する…そんな使い方が得意です。
一方、女性脳は「共感志向型」。
相手と気持ちを共有したり、言葉の“ニュアンス”を汲み取ったり、空気を読む力に長けています。
つまり、女性が言う「アレ」は、状況や文脈、会話の流れで通じる“はず”のもの。
でも、男性側からすると「情報が足りない」と感じて当然なんです。
■ すれ違いは、脳の“初期設定”のせいかもしれない
これは「どっちが正しい・間違っている」という話じゃありません。
たとえるなら、WindowsとMacくらいの違い。
同じパソコンでも、操作方法やショートカットが違う。
でも両方とも、ちゃんと機能するし、素晴らしい。
ただ、相手が違うOSで動いてると分かっていれば——
「なぜ伝わらない?」とイライラする前に
「あ、こっちとは仕様が違うんだな」と思えるようになる。
これだけで、日常のストレスがぐっと減ることって、実は結構あります。
■ ちなみに“男性脳的”な女性もいます
ここで注意したいのが、「男女=脳タイプ」ではないということ。
論理的で目的志向な女性もいれば、
感情に敏感で共感型な男性も、もちろんいます。
つまりこれは「傾向」の話であって、「決めつけ」ではありません。
ただ、自分がどっち寄りかを知っておくことで——
パートナーや同僚、家族との“すれ違い”を防ぐヒントにはなる。
■ 最後に:アレが分からなくても、あなたの価値は下がらない
もし今後、「アレって何?」と聞いてしまっても大丈夫。
それはあなたの観察力が低いのではなく、脳の使い方が違うだけ。
むしろ、その時こそこう言ってみてください。
「もうちょっとだけヒントくれると助かる」
たったそれだけで、女性の中では「気が利く人」に昇格するかもしれません。
【追伸】
ちなみにこの記事、職場で「アレが分からない問題」に悩んでる後輩にも読ませてみたら、「あるあるすぎて笑った」とのことでした。
…さて、今夜も冷蔵庫の前で立ち尽くす人が、全国に何人いるんでしょうね。
実は脳科学にも詳しいメンタルコーチ M.S