
薪ストーブに憧れる人、多いですね。
暖房はもちろん、調理に使え、癒しにもなります。
部屋の中にあるだけで存在感抜群ですし、
自然と家族が集まる場所になったりします。
私は今までに、会社の事務所、会社所有の建物、
いつも行く馬の牧場、などなどで
薪ストーブ扱ってきました。
薪作りもかなりやりました。
斧で割るのも、油圧の電動薪割機を使うのも
結構上手です。
今までの経験を踏まえて
今日は薪ストーブのメリット・デメリットを
お伝えしていきます。
まずはメリットから
・雰囲気
薪ストーブがある暮らしというだけでもいいなぁと思う人多いと思います。
・暖かい
遠赤外線の効果だと思いますが、他の熱源のストーブなどに比べて暖かい気がします。
・見た目
炎の癒し効果は相当なものです。ストーブ本体もカントリー風、モダン風など様々なデザインで空間に映えます。
・音
パチパチと木が燃える音も静かな室内で聞くと癒しのサウンドですね。
・調理もできる
デザインにもよるのですが、調理器具として使えるタイプもあります。焼き芋を焼いたり、ピザを焼くなどオーブンのように使えるものもあります。
・災害時にも使える
電源がなくても火や暖房が使えるというのは、災害時には心強いですね。災害対策として導入するという話もよく聞きます。
・環境にやさしい
普通は廃棄されるような雑木の枝や建材の端材を薪に使用すると、ゴミの削減にもなって化石燃料の削減にも繋がります。
・運動になる
薪割りを斧でやるとかなりの運動になります。また、こまめに薪を運ぶことでも知らないうちにエクササイズになっていいですね。
良いことがいっぱいの薪ストーブですが、
デメリットもあります。
・手間がかかる
薪を運ぶ、薪をくべる、たまった灰を掃除するなど他の暖房器具に比べると格段に手間がかかります。それを含めて楽しむ人でないと難しいです。
・汚れる
いくら綺麗な薪を使ったとしても、木材なので屑が落ちます。ほこりやゴミに神経質な人は無理かもしれません。燃えた後の灰処理でもまわりが汚れたりします。
・虫が、、、
丸太から作った薪にはしばしば虫が潜んでいます。その薪を暖かい室内に置いておくと、ふ化して蛾が飛んだりします。虫嫌いには絶叫ものです。。
・火が付かない
薪に火をつけるのはコツが要ります。毎日使っている薪ストーブだと、少し温かい空気が残っていて比較的簡単に火を付けられますが、たまにしか使わない別荘のようなところだと冷え切ったストーブで火を付けるのはちょっと大変かもしれません。
・場所が必要
ストーブの周りにスペースがいります。また、薪を置いておくスペースも確保しなくてはなりません。雨が防げる屋根付きの屋外で、理想は薪割りもできて薪割り待ちの木材を積んで置けて、、庭は広いに越したことはありません。
・煙だらけになることもある
薪の着火とも関連がありますが、なかなか火がつかなかったり、薪が湿っていたりすると煙が充満する原因になります。
・費用がかかる
薪ストーブ本体はピンキリですが、輸入の鋳物薪ストーブなどはかなり高額です。おまけに設置でお金のかかるところは煙突です。二重の煙突(断熱煙突)はお高いのですよ。そして煙突の曲がりにも制限があるので、既にある建物に設置するならリフォーム工事にお金がかかります。そして薪が常に手に入る環境になければ燃料屋さんから買うことになるでしょうから薪代金もかかり続け、煙突のメンテナンスを怠ると火災のリスクも高くなるので、煙突掃除も頼まないといけません。
・ちょっと危ない
どうしても本体が熱くなるので、子供が小さいご家庭などは注意が必要です。
あまり幻滅するようなことばかり並べても
どうかと思いますので、おススメを書いておきます。
全然、薪ストーブ推しではない私が
薪ストーブ導入するなら!!!
『ペレット式の薪ストーブ』
いいなぁと思っています。
ペレットというのは、木材から作った小さなカプセルみたいな形の圧縮木片で端材の有効利用として作られています。燃料としては、軽い、キレイ、燃えた後の灰が少なくて、汚れや虫、ほこり、後処理という薪のデメリットをクリアしてくれています。
ペレットは袋に入って売っているので、運ぶのも楽々。
薪も併用できるペレットストーブがあるので、たまには薪もパチパチ燃やして楽しめます。
どうですか?
薪ストーブ欲しくなってきましたか?
安いものだと1万円以下からある薪ストーブ。
持ち運びできるものもあるので、キャンプなどで使ってみるのもいいかもしれません。
今ある家に薪ストーブを設置したい場合は、ぜひアクシエイズムにご相談ください。おうち時間を豊かに。
スタッフSでした。