冬が近づいてきましたが、皆さんはご自宅でどのような暖房器具をお使いでしょうか？
筆者の実家や知人宅では、灯油ストーブを使っている家庭が多い印象があります。
しかし、一般的なエアコンにも暖房機能が備わっており、温風で部屋を暖めることが可能です。このエアコンの暖房機能だけで、厳しい北海道の冬を乗り切ることはできるのでしょうか？
その疑問を解消するため、調べてみました。
エアコンの温風で部屋は暖かくなる？
結論、エアコンの暖房機能だけで北海道の冬を越すことは可能です。
但しいくつかの条件や注意点があります。
一般的な家庭用エアコンは約30℃前後まで温度設定が可能ですが、寒冷地では外気温が低いため、設定温度まで暖まらないことがあります。
設定温度はあくまで「目標温度」であり、その温度を保つためにエアコンが調整を行います。
実際にエアコンから出る風の温度は30-50℃程度になることが多いですが、これはエアコンの性能、部屋の広さ、外気温などによって異なります。そのため、部屋にあった性能のエアコンを選ぶことが重要です。
エアコンの暖房機能で部屋を暖めるためには、断熱性が非常に重要です。
部屋が広すぎたり天井が高いと、空間が広くなるため暖まりにくくなります。また、窓やドアから隙間風が入ったり、壁の断熱性が低いと、エアコンの暖房効果は減少します。
なるべく部屋が冷えないようなお部屋作りが大切ですね。
北海道のような氷点下まで気温が下がる地域では、エアコンの暖房機能が充分に働かないことがあります。エアコンは「ヒートポンプ方式」により外気から熱を取り込みますが、外気温が低いと吸収できる熱が少なくなり、暖まりにくくなります。
その場合、「寒冷地用エアコン」を検討すると良いですね。
但し、電気代が高くなる傾向があります。
まとめ
今回は「エアコンの暖房機能だけで北海道の冬を越すことができるか」について調査してみました。
エアコンの暖房機能だけで北海道の冬を越すことは可能ですが、その快適さには個人差があります。小さなお子様や高齢者・ペットがいる家庭では、体調管理の面で補助的な暖房器具があると安心ですね。
アクシエイズムではエアコンの取付も行っております！エアコンのみでの暖房が難しそうな場合は、リフォームやお部屋探しのご相談も承っておりますので、ぜひお気軽にお問合せ下さい。
次回はエアコン以外の暖房器具（灯油ストーブ・電気ストーブなど）の暖かさや光熱費の違いについてお伝えしますね！