突然ですが、日本が世界の中でも自然災害が多い国のひとつだということをご存じでしょうか?
少し記憶をさかのぼるだけでも、大きな地震・水害・噴火・台風・豪雨など、自然災害の記憶がある方は多いと思います。
そんな時に必ず必要になるのが「防災バッグ」。
今回は、防災バッグについて詳しくご紹介します。
防災バッグの用意、できていますか?
実は、日本国内でも防災バッグをきちんと準備している家庭はまだ多くありません。
2025年の統計では、
用意している:41%/用意していない:59%
と、およそ6割が未準備という結果になっています。
特に20代の若い層では「必要だとは思っているが、まだ用意していない」という声が多く、若年層の備え不足が課題となっています。
そもそも防災バッグって本当に必要?中には何が入ってるの?
結論から言うと――必要です!
特に日本のように災害の多い国では、いつどこで避難が必要になるかわかりません。
防災バッグの中には、主に以下のようなアイテムが入っています:
- 衛生用品(ティッシュ、簡易トイレ、タオル、歯ブラシ)
- 飲食物 (飲料水、保存食、箸、皿)
- 安全用品(懐中電灯、モバイルバッテリー、ラジオ、雨具、ビニール袋)
- 医療用品(常備薬、絆創膏)
- 衣類品 (下着、靴下、ブランケット、上着)
赤ちゃん・高齢者・ペットがいるご家庭では、さらにそれぞれに必要な物を追加する必要があります。
どこで買えるの?いくらくらい?
防災バッグは、ドラッグストアやホームセンターなどの身近なお店で購入できます。
最近はネット通販でも手軽に購入でき、「一人暮らし用」「赤ちゃんがいる家庭用」など、ニーズに合わせたセットが販売されているので選びやすいです。
- 簡易タイプ :5,000円以下(最低限のセット)
- 標準的なセット :10,000円前後(一般的に必要なものが揃っている)
- プレミアムタイプ:20,000円以上(内容がより充実)
必要なものが自宅にすでにある場合は、安価なセットをベースにカスタムして使うのもおすすめです。
インテリアになじむ、おしゃれな防災バッグも「用意したいけど、いかにも防災バッグって感じがイヤ…」という方には、デザイン性の高いアイテムもおすすめです。
- 落ち着いたベージュやグレージュなど、生活空間に溶け込むカラー
- 見た目は収納ボックスのようで、出しっぱなしOKなタイプも
機能性とインテリア性を兼ね備えたアイテムは、女性人気も高く、プレゼントにもおすすめです。
まとめ
今回は、私たちの生活に欠かせない「防災バッグ」についてご紹介しました。
日本のような災害が多い国では、防災バッグは「いつか」のための大切な備えです。
最近では、内容も見た目もさまざまな種類があり、自分に合ったものを選びやすくなっています。
「何もない今だからこそ」、ぜひこの機会に準備してみてくださいね。
