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二世帯住宅のリアル・後編(構造・間取り選びについて)

二世帯住宅のリアル・後編(構造・間取り選びについて)

二世帯住宅で暮らす目的は何ですか?

コスト削減?今後の介護を考えて?頼れる人が近くに欲しい?家族イベントの頻度を増やしたい?

どんな暮らしをしていく事が目的なのかを考えていくと理想の間取りや構造が見えてきます。

二世帯住宅で暮らす際に、構造・間取り選びのポイントと気になる気配や物音についてご紹介させていただきます。

どんな構造が二世帯住宅なの??

・各世帯が玄関やドアで仕切られ、構造上の独立性がある。

・玄関、台所、トイレが各世帯にあり、専有部分だけで生活できる設備が整っている。

以上の条件が、二世帯住宅として認められるものになります。

二世帯住宅の種類とメリット・デメリット!

どんな暮らし方を選択しますか?

完全同居型

寝室以外を二世帯で共用する住宅です。

玄関、キッチン、浴室、リビングなど、共用部分が住宅の大半を占めています。

何かあった際はお互いにすぐ対応でき、親密な関係が築けます。

プライバシーの確保ができない、家族間トラブルが起きやすい事などのデメリットがあります。

完全分離型 (人気No.1) 

生活空間を、玄関から完全に分けた住宅です。

共有部分がなく、世帯が完全に分離しているため、室内同士の行き来ができないのが特徴です。

プライバシーを守れる部分が人気の理由です。玄関が別のため、防犯面でも一番優れています。

住宅を2棟建てるのと同じくらいのコストがかかる場合がある。

何かあった際は玄関を一度出て、鍵を開け対応しなくてはいけないなどのデメリットがあります。

部分共有型

住宅内の一部分だけを共有し、スペースを各世帯で分離する住宅です。

生活空間が繋がっているため、緊急時の対応がとてもスムーズ!

介護を見据えて同居する場合はこのタイプがおすすめです。玄関、お風呂などを共有すると建築コストを抑えることが出来ます。

玄関が共有だと、人の出入りが多くてもドアの開閉している音も生活に慣れてくると自然と気にならなくなってしまう、個々のスペースで施錠がされていない場合など、防犯面が心配になるというデメリットがあります。

今後の生活を考えて間取り・構造を決めよう!

間取りや構造を決める際は、お互いの生活スタイルや今後どんな暮らしをしていくかに重点を置き、コスト面も考えながら決めていきましょう。

家族の人数、起床・就寝時間など、生活リズムだけに限らず、心の距離感をどの程度で暮らしていくのかも重要になります。お互いの生活をどこまで見せられる?手伝いの頻度は?家族イベントはどうする?親戚などが宿泊する可能性は?転勤などで空き部屋になった場合はどうしていく?
今後の生活を見据えることが、使いやすいお家作りで重要なポイントになります。

気になる気配と物音は間取りづくりで軽減できる!

同じ住宅に暮らしていると、生活の気配を必ず感じます。

自宅内での生活音は、リズムが違うととても気になる部分かと思います。

庭、敷地内に出入りする人影や声、ドアの開閉、水の流れる音、足音など、気になる物音は意外と多いです!

窓を開けていれば食器やテレビ、機械音なども聞こえます。

ここで重要になるのが間取りです
自分達の生活空間を暮らしやすくするために、理想のスタイルと騒音の配慮を合わせた間取り作りは専門家にぜひ一度ご相談ください。

今回のまとめ

今回は二世帯住宅での間取り・構造を選ぶ際に気になるポイントを後編として、ブログを書かせていただきました。

新居での生活が充実したものになる様、当ブログを参考にしていただけたらと思います!

また、当社は間取りのご相談も承っております。

アクシエイズムまでお気軽にお問合せ下さい!