先日、仲の良い食器屋さんのオーナーとお話ししていた時のこと。
「おまけでもらった食器や、100円ショップで買った食器を使う人が多いのは、ちょっと寂しい気持ちになる」とおっしゃっていました。
確かに、昔はヤマザキ春のパン祭りでお皿をもらったり、ミスタードーナツでマグカップを手に入れたりと、“もらい物”の食器を使うのが一般的だった時代もありましたね。
でもその一方で、贈り物としていただいた上質な食器を箱のまましまい込んでいる、なんてこともあるかもしれません。
特に昭和世代の親たちには、そうした習慣が根付いている印象があります。
最近は、ミニマリストのブームもあって、厳選した“良いもの”だけを使おうとする人が増えてきましたね。
自分が本当に好きなものだけを周りに置いて、心地よい空間を作る。そんな暮らし方は、心をすがすがしくしてくれる効果があります。
さらに、無駄なものが目に入らないと脳疲労が軽減される、という研究結果もあるそうです。
AppleやGoogleといった大企業が、シンプルで控えめなデザインを採用しているのも、集中力やストレス軽減を意識してのことだとか。
では、これを私たちの暮らしに取り入れるとしたらどうでしょう?
まずは、目に入る範囲のものを片付けて、汚れをきれいにする。
そのうえで、本当にお気に入りの食器や小物を厳選して使ってみる。
お気に入りの食器なら、いつものお料理がもっと美味しそうに見えるはずです。
どうですか?
こうするだけで、おうち時間がぐっと充実しそうじゃないですか?
寒い冬だからこそ、暖かいおうちで、自分の好きなものに囲まれながら過ごす時間を楽しんでみてくださいね。
スタッフS