“たった1通の英文メール”から始まった物語
ある日、アクシエイズムの会社メールに、1通の英文メールが届きました。
“We are planning to move to Japan.
Could you help us find a home in Sapporo?”
それが、すべての始まりでした。

時差を越えて、最初の一歩はZoomから
まずはZoomでの打ち合わせ。
日本とイギリスには大きな時差があります。
「この時間なら大丈夫ですか?」
そんなやり取りを重ねて、ようやく初回ミーティングが実現しました。
ご夫婦の希望はとても明確でした。
- 犬と一緒に暮らせること
- 自然が感じられる環境
- 予算は抑えつつも、安心して長く住める家
- DIYで手を加える余地のある家
言葉も文化も違う中で、
「どんな暮らしをしたいのか」を丁寧にすり合わせていく時間は、
とても大切なプロセスでした。

日本に来たタイミングで、実際の物件案内
一度、日本に来られるタイミングがあり、
その際には実際にいくつかの物件をご案内しました。
「この街の雰囲気、好きです」
「この距離感なら、犬の散歩も楽しめそう」
そうやって、実際に歩き、見て、感じていただきながら、
“写真ではわからない日本の暮らし”を体感してもらいました。
とても気に入ってくださった物件もありましたが、
建築当時の書類に不備が見つかり、
残念ながらその物件は断念することに。
写真と動画だけで選ぶ、という決断
その後は、再びイギリスに戻られたため、
- 物件情報の共有
- 写真
- 動画
- 周辺環境の説明
を、すべてオンラインで行う日々が続きました。
2軒目に申し込んだ物件は、
「外国人の方への売却に消極的」という売主様の意向で、これも見送りに。
それでも諦めずに探し続け、
最終的に――
写真と動画だけで、1軒の家を選ぶ
という大きな決断をしてくださいました。
日本人でも勇気がいる選択です。
それを、遠く離れたイギリスから行う。
その覚悟と信頼の重みを、私は強く感じました。
外国人取引に慣れた司法書士の先生と連携
今回の取引では、
外国人の不動産購入に慣れた司法書士の先生にご協力いただきました。
- 本人確認書類の種類
- 海外書類の扱い
- 日本独自の契約プロセス
ひとつひとつ、丁寧に指示をもらいながら進めていきます。
「日本では当たり前」のことが、
海外の方にとってはまったく未知の世界。
だからこそ、
“誰が伴走するか”がとても重要なのだと、
改めて実感しました。
真冬の札幌だからこそ、事前に確認したこと
引き渡しは、真冬の札幌。
北海道では当たり前でも、
海外の方には馴染みのないリスク――
それが「水道凍結」です。
- 配管は問題ないか
- 凍結防止措置はされているか
- 空き家期間中の管理状態
引き渡し前に、しっかりチェックしました。
「住み始めた初日に、水が出ない」
そんな事態だけは、絶対に避けたかったからです。

「家が売れて、本当に嬉しいんです」
そして、もう一つ心が温まる出来事がありました。
お隣にお住まいの方が、
「この家、長く空いていたから…
売れて本当に嬉しいんです。
外国の方でも、大歓迎ですよ」
そう声をかけてくださったのです。
まだ会ったこともないイギリス人ご夫婦を、
すでに“ご近所さん”として迎える準備をしてくれている。
この街、この場所で、
新しい人生が始まるのだと感じた瞬間でした。
条件に合った「その人の家」を見つける仕事
条件に合う家が見つかったこと。
そして、その家で始まる新しい暮らしを想像できたこと。
不動産の仕事は、
「物件を売ること」ではなく、
**「その人の人生の舞台を一緒に探すこと」**なのだと、
改めて思いました。
遠く離れた国からでも、
言葉が違っても、
文化が違っても。
“ここで暮らしたい”という想いに、
きちんと寄り添える存在でありたい。
そんな想いを、
また一つ強くしたお家探しでした。
アクシエイズムが大切にしていること
アクシエイズムは、
「物件を売る会社」ではなく、
“その人の人生に合った暮らし”を一緒に設計する不動産会社でありたいと考えています。
言葉や文化が違っても、
日本の商習慣がわからなくても、
不安や疑問を一つひとつ解消しながら、
安心して新しい一歩を踏み出せるように伴走する。
それは、日本の方でも、海外の方でも同じです。
- 初めての不動産購入
- 遠方・海外からの家探し
- 住み替えや移住
- 「何から始めればいいかわからない」という段階
そんなときこそ、
“話せる不動産会社”として、
あなたの隣に座る存在でありたい。
家は、人生の「舞台」です。
その舞台づくりを、
一緒に考えるパートナーとして──
アクシエイズムは、今日も一人ひとりの物語に向き合っています。
スタッフS