みなさんは、大きなローンである住宅ローンを借り入れるとき、
金利については、気になるでしょうけれど、
支払い方については気にしたことがあるでしょうか??
【元利均等か元金均等か?】
とはいっても、住宅ローンを貸すほうも収益事業なので、
当然、一般的には利息収益の大きい 元利均等商品しか紹介はしてくれません。
実際に、金利の節約に有効な具体方法としては、
『繰り上げ返済』を行う際に、返済期間を短縮すること。
金融機関によっては、1万円ずつでも繰り上げできるコツコツ返済が可能な
住宅ローンもあるのがうれしいですね^^。
【固定か変動か?】
高度経済成長期や、バブル時代には、ゆとり返済、ステップ返済という
恐ろしい商品もありましたが、約20年ほど前からは、固定金利+変動の組み合わせのほか、
全期間固定金利という商品が安心感を醸し出していますね。
さて、どちらを選ぶのが正解なのでしょうか?
変動金利型よりも、もしも、もしも、もしも、低い金利の
全期間固定金利 という商品がこの世にあるならば、そちらを選ぶのが正解というのは
誰が考えてもわかりますよね。
しかし、そうは問屋がおろさないのが世の常。
さきほども申し上げたように、貸すほうも収益事業だということ。
安心感を提供し、収益を得ているということは、借りるほうは支出をしているということ。
ここ最近の、世の中の経済動向を、特に世界の中での日本の金利動向を押さえておくことで、
そう簡単にこれから金利が上昇していくことは考えづらいのが、実際のところだと考えると、
まずは変動にしておくのはいかがでしょうか?
ポイントとしては、ローン残高が大きなうちに、少しでも低い金利の商品を使うこと。
(当たり前ですが、残高×金利=支払い金利です)
そして、日本の経済水準が上がり続ける予測がついたり、
何か飛躍的な金利上昇につながるような論拠が見えてきたなら、
その時点で期間固定などを選んだり、借り換えを検討したり、大きく繰り上げ返済を検討してみてはいかがでしょうか?
短期決戦の金融取引でないのですから、それで十分な対応だと思います。
ということで、今更ではありますが、
金利が長期一定で変わらないのが安心・・・・という神話に依存せず、
ご自分や、金融知識の詳しい方から、日々新鮮な情報を得ておきましょうね!
住宅ローンのお借換えなどについても、お気軽にご相談くださいね!