私は、なぜか 投資物件を提案するのが上手ではない。
というか、気がすすまない。
ここ最近、都内の不動産投資事情をお聴きする機会が多く、
多くの方が常識?と思って実践されている
その手法をお聴きして驚きました。
驚きのヒアリングメモを下記にまとめました。
どのような物件を買ってるの??
【物件事例】
新築マンション(東京都内)
1K(25㎡)
物件価格:3,000万円
返済期間:35年(金利1.6%)
家賃保証:9万円/月(ローン完済後は7万円)
管理費:8,000円/月、修繕積立金:2,000円/月、※固定資産税別途
入ってくるお金と出ていくお金
家賃保証 +9万円 ×12か月= +108万円
管理費・積立金 ▲1万円 ×12か月= ▲12万円
ローン返済(元利)▲9.35万円 ×12か月=▲112万円 ※返済元金は損金ではない
※この他に、固定資産税の持出や、室内のリフォーム費用負担あり
マンション業者の提案
①ローン完済後の年金代わりにどうですか?
35年後は、7万円×12か月=84万円の年金となる(かもしれない)
②ローン支払い中の万が一の際に、家族に資産を残せる(はず)
団体信用生命で、全額ローンが代位返済となる(かもしれない)
③所得税が高いので、減価償却損金を活用して還付金を受け取っては?
④ステータスUPではありませんか?
⑤将来物件の価格がさらに高騰すれば、途中の売却も有利では?
⑥支出を抑えたいのであれば、オプションで太陽光パネルに投資して、カバーしませんか?
2000万円くらいなら、ファイナンスがつくのでどうでしょう?
たぶん、きっとまだまだあるのでしょう・・・・。
【まとめ】
今回のような物件事例の場合、本格的に不動産投資をしたい!というニーズではなく、
ご家族の為に、生命保険のような目的で購入される方が多いのでは?
なるほど、一見落着。
そういう考え方もあるのかもしれませんね・・・。
【注意点】
このような事例の場合、家賃保証会社との契約が重要ですね。
入居者が退去した場合のリフォーム費用負担などはどうなるのか?
修繕積立金は、将来あがることはないのか?
万が一、売却した場合の買取の仕組みはどうなっているか?
などなど・・・・。
この続きはまたいづれ・・・・。